なつがくる
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麦笛は麦がみずみずしい時期に良い音がでます。 私が子どもの頃は、黒い穂(病気のために黒くなったもの)を抜いて、その茎を押しつぶして麦笛をならしました。今ではあまり麦笛を作って遊ぶことが見られなくなって残念です。農薬のお陰で病気の穂が無くなってしまったからでしょうか。 麦秋は群馬県の初夏を代表する風景です。この頃になると麦の茎が固くなり、茎を押しつぶすと割れてしまい、音が出なくなってしまうのです。 ネムは合歓と書きます。美智子妃がこの花の子守り歌を作られたのを覚えています。 「ねんねんねむの木 子守り歌」・・・ ネムの花は近くで見ると、ピンクのやわらかな綿毛のやさしそうな花です。 麦刈りが終わる頃、咲き出します。 |