なつがくる

                                        作詞 吉井一仁
                                        作曲 吉井一仁
                                        編曲 村山 猛




1.むぎがきいろく なったから もうなつが くるんだろう
  むぎぶえは ふけないけれど ぼくのすきな なつがくる

2.ねむのはなが さいたから もうなつが くるんだろう
  ふわふわピンクの わたあめみたい わたしのすきな なつがくる

3.ふきのはっぱに かえるさん もうなつが くるんだろう
  あめよふれと まってるみたい みんなのすきな なつがくる




  楽譜(PDFファイル)


 麦笛は麦がみずみずしい時期に良い音がでます。
私が子どもの頃は、黒い穂(病気のために黒くなったもの)を抜いて、その茎を押しつぶして麦笛をならしました。今ではあまり麦笛を作って遊ぶことが見られなくなって残念です。農薬のお陰で病気の穂が無くなってしまったからでしょうか。

麦秋は群馬県の初夏を代表する風景です。この頃になると麦の茎が固くなり、茎を押しつぶすと割れてしまい、音が出なくなってしまうのです。

ネムは合歓と書きます。美智子妃がこの花の子守り歌を作られたのを覚えています。
「ねんねんねむの木 子守り歌」・・・
ネムの花は近くで見ると、ピンクのやわらかな綿毛のやさしそうな花です。
麦刈りが終わる頃、咲き出します。

 

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