第73回NHK全国学校音楽コンクール
全国コンクール・高等学校の部
スペシャルステージ委嘱作品
粉 雪
作詞・作曲 藤巻 亮太 編曲 若林 千春
粉雪舞う季節は いつもすれ違い
人混みにまぎれても 同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに
僕は君の全てなど 知ってはいないだろう
それでも一億人から 君を見つけたよ
根拠はないけど 本気で思ってるんだ
些細(ささい)な言い合いも無くて(ララライ ララライ)
同じ時間を 生きてなどいけない
素直になれないなら 喜びも悲しみも虚しいだけ
粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら(Ah-)
二人の 孤独を分け合うことが 出来たのかい
僕は君の心に 耳を押し当てて
その声のする方へ すっと深くまで下りてゆきたい
そこでもう一度会おう
分かり合いたいなんて(もう ララライ ララライ ララライ)
上辺を撫でていたのは僕の方 君のかじかんだ手も
握り締めることだけで 繋がってたのに
粉雪 ねえ 時に頼りなく心は揺れる(Ah-)
それでも 僕は君のこと 守り続けたい
粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら(Ah-)
二人の 孤独を包んで 空にかえすから