横浜の《童謡赤い靴を愛する市民の会》では、その年に発表された童謡・童話・
                         放送・演劇・映画・出版の中から、自動の教育や福祉に貢献したものに《赤い靴文化
                         大賞》を授与して顕彰している。これを伝統にして大きな力にし、メルヘンの灯を高ら
                         かに掲げ続けたいという。また、昭和57年の大晦日の夜から、横浜港に集まる人々と
                         ともに《赤い靴をはいてた女の子の像》の周辺で童謡を合唱し《ヨコハマメルヘン》
                         と名付けて、去る年の想い出を大切にし、来る年を清らかな童心で迎えようという
                         運動も開始された。
                     赤い靴 はいてた 女の子
                     異人さんに つれられて行っちゃった
                     横浜の 埠頭(はとば)から 船に乗って
                     異人さんに つれられて行っちゃった
                     今では 青い目に なっちゃって
                     異人さんの お国に いるんだろう
                     赤い靴 見るたび 考える
                     異人さんに 逢うたび 考える